補助金申請の時に限った話しではないのですが、自社の状況と業界動向の比較をする場面や、
「今からやろうとしていることには、これだけ市場があるんだ!」って言いたいとき、
ドンピシャでニーズを示す客観的データがある場合とない場合があります。
やっぱり数字で示すというのは、自社に取っても説明する相手にとっても大事な事で、
自社にとっては、「何となくイケそう」でやるのか「ここまで達成するぞ」という具体的な
目標設定をしてスタートするのか、という違い。
当初考えていた計画を修正することだって出てきます。
説明を受ける側はお客様だったり、事業を応援してもらいたい人だったりするのですが、
「なんか良さそうなんかな…」なのか、
「確かにこの事業は求めている人達がいる」と納得感が得られるのかの違い。
ところが、
新しいコトほど、ニーズや市場を推し量るようなデータは見つからないものです。
新しいんだから当たり前です。
そういう時は、類似する、関連する情報を片っ端から集めます。
集めた情報から、顧客ニーズや市場の範囲を導き出す「仮説」を考えます。
掛けたり、割ったり、係数を考える作業。
「何となくイケそう」と思っているのは、ニーズを感じているからなので、
その体感と「仮説」が近ければ、自分自身も納得できますよね。
たくさんの周辺情報を集めるので、他の分析にも役立ってきます。
お手伝いをさせていただく側としては、大変な作業ではあるのですが、自分の知らない事を調べるので、
「へ〜〜。知らんかった。」「そんなことになってるんだ…」へ〜ほぅほぅ…の連続です。
私はこれが楽しいんです。
締切間近のお手伝いになると、どうしてもこの「調べる」部分の時間が不足してしまいます。
ので、ご相談・ご依頼いただけるときは、ちょっと早めに、余裕を持ってお願いします(*^_^*)